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生涯仕事をしていきたい女性必見 2010APEC WLN 報告(2)
「2010 APEC 女性リーダーズネットワーク(WLN)」分科会 全グラフィックです。
※写真はクリックすると拡大して見られます。

女性生涯にわたるキャリア開発を支える教育システム」 企画運営:日本女性学習財団コーディネーター入江 直子先生(神奈川大学教授)そもそもの問題意識
「2010年6月内閣府が発表した「男女共同参画白書」でも
「高等教育によって形成された女性の能力が、日本での就業の形で(職業継続に)
十分に生かされていないといえる」と述べられている。

女性の能力が企業の中で正当に評価されていない。
高等教育を受けた女性も出産・育児で仕事を辞めてしまう。
再就職する多くの女性にとってパートタイマーの仕事しかなく地位も収入も低い、など

「教育の場でも就労の場でも、キャリア開発はシステム的には男女平等に見えて、
 実質的には「男性との格差が生じている」」という話もありました。
「それはなかなか「目には見えない」けれど、考え方や感じ方に大きな影響を及ぼして、
 結果、女性が自分に「自信が持ちにくくなる」」というお話でした

パネリスト(1)企業における女性のキャリア開発の課題
萩原 貴子さん(ソニー株式会社 ダイバーシティ開発部)女性が陥りがちなキャリア形成上の障害
女性側が「男女間の違いを無視」し、「必要以上に同一視している」ことから生じているものもある。
頑張っている女性社員ほど、昇進の話をすると
「もうこれ以上がんばれません!」と言うことも度々あるそう。
男性社員の「肩の力を抜く術」も女性は学ぶといいという話もありました
女性は「失敗を恐れる」「尻込み」「チャレンジに躊躇する」「変化を嫌う」
「現状に満足している」結果として「視野が狭い」「経験が狭い」と思われがち男性上司の行き過ぎた親心が女性の成長チャンスを奪っている?!
男性上司が女性部下に「配慮し過ぎ」て「手加減したアサインメント」を与えがち。
「泣かれたくない」「失敗させたくない」。でもそれが結果として
女性は「困難な仕事へのチャレンジ」という機会を失っているというお話でした。

パネリスト(2)NPOにおける女性のキャリア開発ーロシアの取り組み
エレーナ・フェドヤシナさん(ロシア:女性企業経営者組織TheCommittee of 20代表)

女性のキャリア形成上の障害
ロシア企業における女性社員の割合を質問するとCEOや社長となると3%
その要因は、外的要因ばかりではなく、女性には内的要因も大きいことが
TheCommittee of 20の調査でわかった。
ロシアでは就労人口の49%が女性なのに
賃金は男性より平均40%低い。上層部における比率も低い。
女性のキャリア形成上「グラスシーリング」があるというお話。

パネリスト(3)地域における女性のキャリア開発ーオーストラリアの取り組み
パトリス・ブラウン博士(オーストラリア:バララット大学cric部長)
「女性のもつ力」に焦点を充てて学習をすすめることが必要。
「女性特有」の学習方法で生涯学習の体験をもつことが重要
「女性のコンピテンシー」開発の重要性

パネリスト(4)大学における女性のキャリア開発ー韓国の取り組み
イ・ビョンジュン教授(韓国:国立釜山大学教育学部)
韓国では「お金の袋」の絵をたくさん描きました
韓国政府は大学における学生の学業成績を見て、それに見合った
「助成金」を出すことを検討しているそう。
釜山大学では釜山市のサポートがあり、周辺地域と連携が進んでいる。
企業側からも、企業の人材開発ニーズに沿ったものにしてほしいと政策変更を求められていて、
大学は雇用促進プログラムを推進してそれによって就職率を高めようとしている。

パネリスト(5)女性のキャリア開発を支える教育システムに向けて
三輪 建二先生(日本女性学習財団理事 お茶の水女子大学教授)
教育機関の問題意識
なんと学校教育法の教育目的の中に「職業」という文言がないそう!
教育機関と経済社会(民間企業等)と地域社会の連携プログラムが不足している
お茶の水大学では、4年間の授業の成果であるレポートを保存できて
それからキャリアプランニングを実施する仕組みがある。
女性研究者養成という観点のプログラムもあるそう。「女性リーダーへの道」では
研究企画、資金調達、プレゼンのコツを学ぶといった講義が開講されている。

パネリスト間ディスカッション、フロアからの質疑応答
女性が自信を持てる教育システム
障害の多くは女性の内部につくられる。つまり女性自身が障壁をつくっている
ステレオタイプのものの考え方に縛られる。
親世代がまだ女性が働くことに抵抗を持っていることも影響を与えている。
ジェンダーの違いを認めるということは「自分自身をよく知る」こととも言える。
女性にはネットワーキングが不足している。
ぜひコミュニティをつくって共有するサポートしあってほしい
女性たちに「自信」を!
女性をエンカレッジするキャリア開発のシステムを構築することが必要。
高等教育機関と経済社会(民間企業等)と地域社会(自治体)
三者合同の教育プログラムの開発が求められる
仕事も家庭も両立している女性リーダーのロールモデルが不足している!
韓国では若い女性があまり結婚したがらない。結婚しても子どもを持ちたがらない。
ロシアでも出生率は低下。若い世代はキャリア志向が強い
日本の女子高生は「30歳以降どうはたらいていくのかイメージがわかない」と言う
ロシアでもロールモデルが不足しているのが問題。そこでロシアでは学生が
職場へ行って1日あるいは1週間シャドーワーカーになって、
日々の仕事を経験できるシャドープログラムというのがある。
女性なりの意志決定ややり方を弱みではなく強みとして築くべき
女性がリーダーになるには、男性と同じような行動をして前に出なければいけないと考えがちです。
けれど、男性のように振る舞い、男性のように行動することは必ずしも必要ない。
女性は、いろいろなことをディスカッションしたい。いろいろな人と相談したい。
意見交換したい。コミュニケーションしたい。そうした女性のコミュニケーションスタイルが
現在の職場では受け入れられていあいけれど、これからはそのやり方を発揮、構築していこう

*********

女性は女性のままでいい」のですという言葉が印象的でした。

特に企業や大きな組織で男性と同じように働く女性は、
仕事で「女だから」という言い訳はタブーだと思いがちです。

でも、あまりに「男女平等だ!」と肩肘張って頑張り過ぎてしまうと
じつはせっかくのチャンスを逃しているという話。

正面から「違う」ということに向き合うと、じつはとっても楽にキャリアアップできる道がある
といったお話は「もっと多くの女性に聞かせてあげたい!」と思える内容でした。

女性生涯働いていきたいと」思うとき
今回のお仕事は個人的にも「聞いておいて本当によかった!」と個人的にも感じた2時間でした。
GF会議の現場から : comments (0) : trackback (x)
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