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名古屋 若者支援シンポジウム 全グラフィック
名古屋市主催シンポジウムのご報告(2/2)
全グラフィックをご紹介します。(当日の様子と抜粋グラフィックはこちら

※このサイト上で以前ご紹介した豊橋市の取り組みと同じく
内閣府子ども•若者支援地域協議会設置•運営モデル事業です。

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名古屋市主催
ニート•ひきこもりなどの問題を抱える若者支援のためのシンポジウム
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※絵はクリックすると拡大して見られます。◆第1部 講演

特定非営利活動法人「NPOスチューデント•サポート•フェイス」代表理事
 谷口仁史氏
「アウトリーチと重層的な支援ネットワークを活用した多面的アプローチ」
   〜社会的孤立•排除を生まない支援体制の確立に向けて〜

※絵はクリックすると拡大して見られます。卒業•中退•離職•支援終了後、社会的孤立状態に陥りやすい現実。
社会参加、自立まで見届けられない支援の専門分化、縦割り体制の弊害…。
既存の「施設型」「来訪型」支援の限界。直接的支援の不足。

そこで今必要とされているのがアウトリーチ(訪問支援)というお話でした。

谷口さんが代表理事を勤める「NPOスチューデント•サポート•フェイス」=SSF
が力を入れるのは、若い世代の力を活用した訪問支援。

※絵はクリックすると拡大して見られます。(↑上の絵:中央)
これまでの「家庭訪問」というと、担任の先生やカウンセラーといった専門家から
警察官、ときには親御さんが頼った宗教家まで登場する絵となっています。

そんな大人たちに、さらに不信感を募らせた若者は(↑絵:中央下)
自ら関係性をチョキンチョキンと切っていく絵まで描けてきました。

そこに(↑絵:右下)SSFが派遣するのは20代•30代の家庭教師。
お兄さんお姉さん的な身近な存在が、専門家では築けない関係性を構築していきます。

※絵はクリックすると拡大して見られます。アウトリーチは、家族支援を含む自立までの継続的支援になることも多いそう。
たとえば、じつは両親が病気だったり、借金を抱えていたり…。
そんなときSSFだけで対応できないことは、専門家と役割分担。

(↑絵:上中央)さまざまな支援機関に頭を下げてまわる谷口さん。
すべては子どものために!」と支援者たちの目線を子どもの未来にあわせています。
そうして今では、さまざまな支援機関とネットワークを組んでいらっしゃいます。

(↑絵:右下)問題を抱える子ども若者たちの「背景はとても複雑」と言う話。
その子の背後には、暗くて深いものが広がっていく絵が描けます。
でも多くの人は、その背後に目を向けていない(見ていない)という絵です。

※絵はクリックすると拡大して見られます。上の絵で注目は、谷口さんの光る耳。
(↑絵:左上)「殺してやる」という言葉も
谷口さんの耳には「殺したいぐらい辛いのだな」と聴こえている。

人に会いたくない」という言葉も
谷口さんの耳には「会いたいんだな」と聴こえています。

心の本当の声を聞き出す耳です。この絵を描きながら思ったのは

その若者がどんなにヒドい暴言を吐いたとしても、谷口さんには
その若者のその言葉を発するに至った辛さ•悲しさを感じているようにも見えてきて

思わず谷口さんの目にナミダを描いてしまいました。

※絵はクリックすると拡大して見られます。(↑絵:上)人と会うのがコワい彼らにとっては、家の外に出るのも勇気がいる行為。
そんなとき初めて彼らと2人で外に出かけるには「夜釣り」がとてもいいのだそうです。

他人と話すのが怖い」でも一方で「人に感謝される仕事がしたい」という彼ら。

(↓絵:中央)心の居場所がなくて、内に閉じこもっている彼らの
でも必ずそこにある彼らのハート(可能性、やさしい気持ち…)に
谷口さんが「アウトリーチ!」と怪物君のように手を伸ばしている絵が描けました。

※絵はクリックすると拡大して見られます。
◆第2部 国および本市の取り組みについて

内閣府政策統括官(共生社会政策担当)付 参事官(青少年支援担当)付主査
 荒巻由衣氏 
「子ども•若者育成支援推進法における自治体の役割とNPOなど支援団体に期待すること」

名古屋市子ども青少年局子ども育成部青少年自立支援室長
 奥村美保氏
「本市の取り組みについて」

※絵はクリックすると拡大して見られます。
◆第2部 パネルディスカッション
「若者支援のためのネットワークづくり」

司会•コーディネーター
 工藤 啓 氏 NPO法人「育て上げ」ネット 理事長
パネリスト
 石田 陽彦 氏 関西大学臨床心理専門職大学院教授 奈良県臨床心理士会会長
 井村 良英 氏 NPO法人「育て上げ」ネット 地域担当部長
 岩本 真実 氏 K2インターナショナルグループ プロジェクト推進担当
 深谷 潤一 氏 なごや若者サポートステーション 統括コーディネーター(NPO法人ICDS理事長)

※絵はクリックすると拡大して見られます。(↑絵:右上)「社会に出るまでホールディングしてやればいい」
という言葉から、温かいハートが若者を抱きかかえる絵が描けています。

同時に「自立支援は孤立を支援する」というお話から(↑絵:左下)
ハートが若者を突き放している絵も描けています。とても対象的な2つ。

※絵はクリックすると拡大して見られます。これから名古屋市が取り組もうとしている
子ども•若者支援育成推進法に基づく協議会相談総合窓口の設置について

どのような機能や取り組み、あり方、人材が期待されるのか。
パネリストの方々からいろいろなご意見やアイデアをいただきました。

※絵はクリックすると拡大して見られます。(↑絵:上)これまで法律に「子ども」という言葉はあっても
「若者」という言葉が入ったのは初めてとのこと。

言い換えると、これまでは介入できなかった領域へも、
法的後ろ盾ができたともいえるとのこと。

※絵はクリックすると拡大して見られます。(↑絵:上)協議体という風呂敷をさっと広げて
仲間を集めて議論をしているという絵が描けています。

フットワークの良いスピード感がイイですよね。
「協議会は、ハードではない」「協議“”でいい」というお話からイメージしました。

※絵はクリックすると拡大して見られます。上の絵で注目は3つ。

1つは(↑絵:中央上)
名古屋市 個人情報開示条例をつくってー!」という名案(!)が飛び出しまして
分厚ーい「教育の壁」を打ち破ろとしている絵です。

2つめは(↑絵:左上)
補助金ハンターになろう!」という絵。
「縦割り組織だからこそ予算がバラバラにある」という絵が右側に描いてあります。
行政にお金をくれくれと言っている人とは対象的な、これまたフットワークよい絵です。

3つめは(↑絵:右下)
学校卒業後の選択肢「進学•就職•無職」に、もう1つ「サポステへ行く」という選択肢を
学校の先生に提案したという話から描いた絵です。提案を受けた校長先生も喜ばれたとか!

※絵はクリックすると拡大して見られます。(↑絵)パネリストのみなさんはなんと今の活動に関わって
15年以上にもなる方たちばかりでした。そんな皆さんに共通して描けたのが

今こそ力をあわせて若者支援をやらないと!」という声。
現場を知る人たちだからこそ伝わってくるホンモノの危機感がそこにはありました。

※絵はクリックすると拡大して見られます。(↑絵:左中央)人や組織を動かすには「数字にも強くなろう」という
パネリストの方たちからのメッセージは、参考になった方も多いのでは?

(↑絵:右下)学校の先生の「とりあえず卒業させれば」という心の声に
本当の問題をごまかさないでほしい」喝を入れる絵も見逃せません。

若者支援に携わる皆さんは、若者を取り巻く
家庭の壁、学校の壁、資金の壁…と日々闘っているのです。

◆第3部 支援者交流会
「支援のわールドカフェ in なごや」

お茶を飲みながら自由に話し合うワールドカフェ方式での交流会が開かれました。
自己紹介をしながら1テーブル4〜5人×3ラウンド 司会進行:野村総合研究所さま

1R「今日の講演、パネルディスカッションで感じたこと」
2R「普段、支援の現場での課題•問題と感じていること」
3R「若者支援で行政(公的機関)に期待すること」

※絵はクリックすると拡大して見られます。(↑絵:中央)ひきこもりや不登校の子どもたちに「なぜ学校に行かない」と問いつめ
説得して、直そうとする学校の先生や両親の絵が描けています。

(↑絵:下)型にハメようとする学校教育。みんなと同じでないと
「学校不適応」というレッテルを貼られてしまう構図が描けてきました。

※絵はクリックすると拡大して見られます。(↑絵:中央上)ここで、ふと、この「不適応」という言葉が気になってきました。

若者支援に携わる方にとってはよく使う言葉なのでしょう。
この日、何度も聴こえてきた「不適応」という言葉。

けれど、わたしにとっては耳なじみのない言葉なだけに
この言葉を聴いて思い描ける絵は…? と想像して、ふと手が止まりました。

不適応」というからには
「何かにあわせなければいけない」という前提があっての言葉ですよね。

「学校不適応」という言葉なら、先ほどの絵に描けたように
「学校の型にハメないで」という反対意見が聴こえてきそうですが

では「社会不適応」という言葉になったらどうでしょう?
お金を稼げないと不適応? 他人と関係をとれないと不適応?

不適応」という言葉を何気なく使っていますが
適応できないアナタはダメネ、と…暗に言われているような
そんな気持ちになりはしないか。無意識に多用される言葉なだけに
使うときの気持ちには気をつけたいなと思いました。

※絵はクリックすると拡大して見られます。それぞれのテーブルから聴こえてきたのは
学校が教えるのは勉強だけではなく、
社会を生きて行くために必要な力をつけさせてほしいという声。

未来の、若者の社会的自立のために。
支援に関わるみなさんの目線の先はまさに1つになっていました。
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