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「未来思考」に会社を巻き込むには? 日経メッセ絵巻物報告
日経メッセ街づくり店づくり未来戦略会議」の絵巻物 第3弾です(^.^)/

従来型のパネルディスカッションはもう古い(^.^)!
会場のみなさんも巻き込んだ対話型セッションとなりました。

大きな会場なのにほんと一体感ありましたね〜↓↓↓ 絵はクリックすると拡大して見られます。ー【プログラム】ーーーー参加型討論会ーーーーーーーーーーーーーー 
未来戦略セッション「次代の街づくりを支えるビジネスシナリオを描く」
○ファシリテーター
 野村 恭彦氏 フューチャーセッションズ 代表取締役社長
○ゲスト登壇者
 山脇 正俊氏 スイス近自然学研究所 代表
 山崎 亮 氏 コミュニティデザイナー
 鈴木 雅穂氏 トヨタ自動車 商品企画部 未来プロジェクト室長
 石鍋 仁美氏 日本経済新聞社 編集委員 兼 論説委員
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
↓↓↓ 絵はクリックすると拡大して見られます。↑ 上の絵は、セッションを始める前の1枚。

グラフィックフィードバック(絵巻物の解説)でわたしが言った

「『人口が減って困った困った』と言ってる地域や行政を絵にしたら、
 “ 銭袋 ” が小さくなることを困った困ったと言ってる絵になっちゃった!」

に対して、山崎一休(!)からの名回答にご注目(^.^)。

疎』ではなく『疎』かもしれないよ

もう1つご注目は↑(上の絵の)真ん中の大きな“ 銭袋 ”。

銭袋”を抱えるアラブの大富豪に(アラブの大富豪に見えませんが…^^;)
ハート」が問いかけます。

「お金があったら幸せ?」「本当の豊かさって?」

「個人としては…」「自治体としては…」
「企業としては…ウ〜ン…経済合理性は無視できないわけで…」

この「銭袋」vs「ハート」の構図。
この先の絵巻物の中にもまた何度も描けてきますので
見てみてください。

↓↓↓ 絵はクリックすると拡大して見られます。ファシリテーター野村さんから「未来思考」についてのお話がありました。

現状から未来を「予測」しようとすると
それは天気予報と似ていて ↑ 絵の中(左下)
リスクを回避しようとしてしまう。どうしても現在の延長線で考えてしまう。

しかし「現状」という地面の先はもしかしたら
“下り坂” かもしれないという絵になっています。

一度そこ(現状地面)から離れて「未来」を見てみませんか?
「どんな未来がやってくる?」「そのとき何が出来る?」「どうしたい?」

そして「未来」という上空から今を見返してみる。
「未来からのバックキャスティング」とはそんなイメージでしょうか。

そんな「未来思考」を会場全体で体験するのがこれからの時間。
野村さんからの最初の問いは「『次代の街づくり』とはどんなものになるだろうか?」

↓↓↓ 絵はクリックすると拡大して見られます。↑ 「ハード」だけ真似てもダメ!「ハート」が先にないとね!という絵です。

最近、海外でどんどん開発されている「市民アプリ」ってご存知ですか?
市民が身近な問題をそのサイトに上げると
それを見た市民が解決していくという今注目のアプリだそうです。

(例えば、市民が「落書きに困っている」という写真をアップすると
  近くの市民が消しに来てくれた…とか)

(私もNHKで見た覚えがあります。確か「うちのゴミバケツの中で
 ねずみが死んでいるかもしれない!(でもこわくて確認できない)」
 というコメントと写真をあげたら、近くのヒトが代わりに見に行ってくれた…
 なんてのもあったハズ)

こうした成功例を見ると、ヒトはつい
「うちもそんなアプリ開発してみよう!」と飛びついちゃうわけですが

日本の島や村にも、全国一律の規制がそぐわない暮らしがあることを
目の当たりにしている山崎さん曰く、そこにはまず
「こういう街にしていきたいという住民の思いやビジョンがないとね」

思い。絵巻物に「ハート」が描けてきました。

「企業は “住民の善意” にどう関わっていくか」という声もありましたが

絵を見ると「こういう街にしていきたい!」という「ハート」の芽生えた
当人たち(住民の人たち)には、それが“善意” だなんて思ってなさそう♪
「ぜひ関わって〜!」という声すら聴こえてきそう。遠慮は不要なようです。

ただ、自分ごとして「自分たちの街をこうしたい」という「ハート」が
まだ芽生えていない段階で、住民の人たちに関わるときには
気をつけないといけませんね!

住民の「ハート」を芽生えさせるところから関わるか。
住民の「ハート」が芽生えたところに関わっていくか。
御社はどちらを選択しますか? といえるかもしれません。

ちなみに山崎さんは「市民アプリ」のお話の中で
「このアプリをどんな気持ちで使うのかな」とおっしゃっていました。

山崎さんは根っこでいつも
その街が、他人(山崎さん)の手を借りなくても、この先ず〜っと
永続きしていくには?」という問いと、とことん向き合って
だれよりも考え抜いているように感じました。

↑絵(右上)にいる山崎一休も言ってます。
「やるのは、あなたたちですよ!」

ハードだけ、仕組みだけマネても続かない。その街に住む主役たちの
ハートがワクワクしないと続かない。「楽しくないと続かなーい!」です。

↓↓↓ 絵はクリックすると拡大して見られます。
野村さんからの2つめの問いは
「次代の街づくりにはどんな『新たな役割』が必要なのだろうか?」

会場の方には3つの選択肢の中からあえて1つ選んでもらいました。
「地域密着型プロデューサー」「越境イノベーター」「ユニバーサリスト」

敏腕「プロデューサー」として有名な秋元康さんですが、じつは
「作詞家」という肩書きをとても大事にしているというお話がありました。

「自称プロデューサー」はたくさん見かけますが
専門性を1つも持たずに名乗ってちゃダメってことですね^^;

山脇さんが提唱されている「ユニバーサリスト」も
自分の専門性を持ちながら、他のスペシャリストたちの話も理解して
全体を見れる人のことだそう。

ただ、こういう人たちは、たいてい社外を走り回っているので
会社の中では認められていないんだよね」という話も
漏らさず絵にしておきました。↑(上の絵の)右中央

この日いらしていた来場者の皆さんも、じつはそんな方たちでは?!
と思ってしまい、つい…(^.^)。

わたしがお手伝いする企業の担当者の方たちもよく言ってます。
「本社から離れて」オフィスや研究部屋を構えたり
「アンダーグラウンド活動…」「何やってるか理解されない」etc.

ただ、描き手として悲しいことは、せっかく未来の絵巻物を描いても
「オープンにすると他の部署からなんて言われるかわからないから関係者限」
と言われることが多いこと…えーッ(*_*)「巻き込む」ための絵巻物なのにぃ〜

でも、今回の問い、次代の街づくりには必要な『新たな役割』
「地域密着型プロデューサー」「越境イノベーター」「ユニバーサリスト」
いずれにも共通するのは間違いなく「巻き込む」力、とも言えますよね!

ということで(個人的には社内の人たちを!)
巻き込む」ヒントを探していたら↓この先も、描けてきましたよ。

↓↓↓ 絵はクリックすると拡大して見られます。↓↓↓ 絵はクリックすると拡大して見られます。↑ 上の絵は、IKEAを例にした石鍋さんのお話から。

IKEAプレミアムという言葉があるそうです。
さいごはじぶんで完成させるから愛着が湧く。

絵の中で自然と「ハート」が芽生えました。

これまで企業は「完成品」にしなければ世の中に出せないと思ってけれど
今は「未完成品」がいい!という時代がきている。

確かに、わたし自身、GFの現場で
なぜこんな雑で額縁には飾れない絵巻物が受け入れてもらえるのか。
最大のポイントは「不完全さ」だと日々つくづく感じてます。

結論が出ていない、話の途中経過で、ツッコミどころ満載。
でもそんな余地が残っているからこそ、人は寄ってくるし
知恵を出したくなるし、結果、仲間を「巻き込める」のだと思います。

石鍋さんは確か「さいごは生活者に花を持たせる」とおっしゃってました。
巻き込む」ヒント、住民の「ハート」を芽生えさせるコツですネ〜

「さいごは生活者に花を持たせる」と考えてみるだけで
企業の立ち位置や関わり方をがらりと変えられそうな気がしてきませんか(^.^)

焦点を当てるべき主役は、製品の性能や機能ではなく、個人の気持ち。
街づくりでも、主役はインフラや仕組みではなく、住民の気持ち。

住民が「自分ごと」として参加することが基本になければ
どんな仕組みも役割も全く機能しないという
石鍋さんの言葉からまた大きな「ハート」が描けました。

実際、GFの現場で描く「企業目線の」街づくりって
「どんなインフラつくろうか」とか
「どんな仕組みで人と人とをつなごうか」という絵が本当に多いです。

でも、住民にいかに「自分ごと」して
「自分たちの街をこうしたい」という「ハート」を芽生えさせるかという議論を
忘れていては、本当に「持続可能な街づくり」は描けてきませんね。

↓↓↓ 絵はクリックすると拡大して見られます。
野村さんからのさいごの問いは
「次代の街づくりはどんな『新たなビジネスシナリオ』を生み出すだろうか?」

ここで再び登場「銭袋」!

「儲かる」だけではもう投資家をお金を出しませんよと言い始めている。

「ほどほどに」というのがこれからの時代…。

「ほどほどに」…「ほどほどに」…「ほどほどに」…って?

どんな絵を描いたらいいんでしょう…σ^_^;と思っていたら、

海士町(あまちょう:島根県隠岐郡)で臨時職員として働く
女性の方のこんな絵が描けましたよ(・o・)!

↓↓↓ 絵はクリックすると拡大して見られます。
彼女は(お給料以外に)町の人から
いろんな「ハート」をもらってる絵になってます。

「幸せ」の定義を変えていかなければいけないというお話も出ました。

個人も、地域も、企業も。

↓↓↓ 絵はクリックすると拡大して見られます。
「もうかる」の意味も、変わってくるというお話も出ました。
山崎さん、お金以外にいろんなものを「もうけている」そう!

山崎さんご自身、自分の会社でも一番に
「生き方・働き方」を変えていかないといけないと思っている
というお話も出ました。

大きなパラダイム、価値感がすでに変わり始めている。
個人も、地域も。さて、企業は?

絵にすると、「主語」が変わると描ける表情も複雑です^^;
「個人」なら表情キラキラに描けるんですけど
企業」が主語になると途端に
「我が社としては…」と「新しい価値感」に戸惑う表情に…。

↓↓↓ 絵はクリックすると拡大して見られます。
「未来思考」の体験をされた皆さんは、
この日この会議場に座る前と比べたら、「未来」に対して
かなりの視野の広がりを得られたのではないでしょうか。

では、そんな「未来」からいざ振り返って「今」を見たとき、
さあ、どうしたいですか。会社に戻って何から始めたくなりましたか。

個人的にはやっぱり現実に戻ると、会社の中の大半を占める
不感症ロボット」さんたちの存在が散らつくワケですが^^;

ただ気付いたことは、「企業」という言葉を聴いて絵に描くと
どうしても「困った表情」のビルばかり描けてしまうんですが

企業の中でもやっぱり
個人」を描けば「いい表情」に描けてきます(^.^)。

主語を「会社」にするとダメですね。やっぱり主語は「個人」でないと。

主語を「じぶん」にする、が最大のカギだと
絵巻物は教えてくれてる気がしました。

会社の言うことや他の人の行動に目や耳が向いているとき
じつは「自分がない」ときってありますよね。
そんなときの「自分」を絵にすると「ハートが描けない」可能性があります。
他責にしていて「自分ごと」として扱っていない証拠。

まずはじぶんの「ハート」を奮い立たせること。
そして仲間を信じて「ハート」を送ること。

地道ですが、その積み重ねが、未来思考を伝播させる
しかも持続可能性の高いあり方に見えました。

みなさんはどんなふうに感じ、現場に持ち帰られたのでしょうかね。
ぜひお話伺いたいです(^0^)

■イベント概要■
http://www.graphic-facilitation.jp/cp-bin/blog/index.php?eid=224

■絵巻物報告、パラダイムシフト「新しい価値感」に企業はついていけるか?
http://www.graphic-facilitation.jp/cp-bin/blog/index.php?eid=229

■絵巻物報告□これが本当の「持続可能」ダ〜(^0^)
http://www.graphic-facilitation.jp/cp-bin/blog/index.php?eid=230
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