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人の[気持ち]を汲み取れない人が増えている?@絵巻物思考12
【絵巻物思考】
みんな身内の[不感症ロボット]と戦っている


前回の絵巻物思考11
仕事ができるヒトの話は[表情]が描けると書きました。
仕事ができるヒトというのは、
お客さまや一緒に仕事をする人たちの
[顔]をきちんと思い浮かべて話をしているから、
絵巻物にしていても[表情]が描けます

[表情]が描けるとは、どれだけ良いことか。
GF的にもう少し詳しく説明すると、話し手がきちんと
[喜怒哀楽といった感情]まで想像しているということ。

つまり、お客さまや一緒に仕事をする人たちの
気持ち]まできちんと想像して話をしていると言えます。

リーダーとして上に立つ人たちこそ
人の[気持ち]になれる人。人の[気持ち]を汲み取れる人。

周りを見回してみると、確かにそうなのです。
あのヒトは仕事ができるなぁと一目置かれる人たちは

クライアントの[気持ち(悩みや期待)]に刺さる提案や行動が起こせる人。

部下のつくった企画書を見て
「こんなものを読まされてもお客さまは嬉しくないだろう」とか
「こんな書き方ではお客さまはイメージ湧かないだろう」と言える人。

そして、だれよりもカスタマーの[気持ち]を汲んでいるから
社内の軋轢や批判を乗り越えてでも、必ずカタチにしていく人。

などなど思い浮かびます。

ただ、実のところ…わたしは(絵筆を通してこれに気付くまで)
「上に立つ人ほど(その逆で)
  人の[気持ち]を汲み取らない人」だと思ってました! σ^^;

だって、仕事のできる上司ほど
期限に関係なくムチャ振りしてきたり、変更してきたりだったので…(ー ー;)

「ひとの気持ちも知らないで」と思うと同時に
「ひとの気持ちなんて気にしてたら大きな組織をひっぱれないんだ」
などと納得してました。

でも、ところがどっこい、絵筆を通してわかったことは、
実際大きな問題なのは[表情]の描けないヒトたちでした。

彼らのほうが悲しいかな、
相手の[気持ち]を汲み取れていないヒト、といえるのでした。
そしてまた、それにたくさんの人が悩まされていました。

例えば以下のようなこと
「思った」「言いたくなった」なんてことありませんか?

お客様の[気持ち]を少しでも汲み取れたら

ー(言われなくても、あの資料ぐらい用意しておけたでしょ)とか
ー(ソレはあなたがすること! お客様にさせてどうするの)とか
ー(お客さまの質問にそんな回答はないでしょう……)とか

または、一緒に働く仲間の[気持ち]を少しでも汲み取れたら

ー(ちょっとお願いしたいだけなのに、
  そんな嫌そうな顔しなくてもいいじゃないか)とか
ー(社内電話で、そんな感じの悪い対応しなくても)とか
ー(外から一本、電話ぐらいできたでしょう)とか
ー(みんなで一緒に飲みにきてるのに、ずっと携帯いじって
  LINEやってるって…おかしいでしょう?!)とか 

(これらはすべて実話ですが)そんな話から
いつも描けるのが[不感症ロボット]です。

絵巻物思考ツール[10のグラフィック]の1つ。
感情のスイッチを完全オフにした[不感症ロボット]。

相手の[気持ち]を汲み取らず、
じぶんの世界に閉じこもった[不感症ロボット]。

多くの人たちが、そんな身内の[不感症ロボット]に悩まされていました。

「本当はもっと気持ちよく仕事を受けてほしいんだけど…言いにくい」
「言ってるんだけど、いくら指示しても伝わらない」
「言われたこと以外はしてくれない」
「どうしてあんな行動をとるのか…理解できない」
「どう指導したらいいのかわからない!」

気持ち]の欠如した[不感症ロボット]は
いくら能力が高くても、多くの組織で不人気です。

仕事で求められる能力として、よく言われるのは

経営がわかるとか、 数字に強いとか、
ファイナンスだとか、マーケティングだとか、
英語力だ、交渉力だ、プレゼン能力だ、コミュニケーション能力だ、
と色々ありますが

でも会議を絵にしてハッキリしていることは
それら有能な能力をもっていても

気持ち]を汲み取るという土台、足場がしっかりしていない限り、
どれもうまく機能していないということです。

気持ち]を汲み取る、というと、マーケティング用語として使われる
「顧客の目線で」とか「お客さまの立場で」といった言葉にも似てますが

ここで言っている[気持ち]を汲み取る、という言葉は、
そんなビジネス用語になるずっと以前の
ヒトとして当たり前に持っていてほしいもの。
人と人が一緒に居る以上、持っていたい素地みたいな
そんなレベルのものを言ってます。

ただ、そんな人の[気持ち]の取り扱いは、
日々目の前の業務に追われる職場では、二の次にされがちです。

個人的な[気持ち]は、仕事と切り離して考える、
なんていう人や組織も多いです。

けれど絵にすると明らかに、

割り切り過ぎたその[気持ち]の欠如が、

職場に、一緒に仕事のしにくいヒト、
仕事にやり甲斐を見出せてないヒト、
成長実感を持てずツマラナソウにしている
そんな人たちを、つくりだしていましたし、

気持ち]を受け取ってもらえず
モヤモヤとした気持ちを抱えたまま働くヒトや
お互いの[気持ち]が見えないモヤモヤと視界不良の組織は、
明らかに、本来の実力、行動を発揮できずにいました。

仕事と[気持ち]は切り離せないのです。
割り切ってるつもりでも、全然、切り離せていないのです。

仕事とは、何かしら人を巻きこんでするもの。
商品やサービスも、必ず、だれかのもとに届くもの。

でもそのとき相手の[気持ち]を汲み取ろうとしない、という絵が
その本人にとっては些細な瞬間でも、これだけたくさん溜まってくると

怪訝な顔をして黙って去って行くお客さま]がたくさん描けたり、
動きの鈍い、重たいロボット会社にいっぱい]という絵が描けてきたり
精神的不衛生な悪〜い空気会社のビルを包んでいる
といった絵まで描けて来て、ゾッとします。

相手の[気持ち]を汲み取ろうとしないちょっとしたことが
じつは組織を超えて、会社全体に、
かなり非生産的な 、非効率な、
そして精神衛生的にかなりヒドい状態をつくりだしている…?!

でも同時に、これらの絵の裏を返せば、

お互いが、ほんの少しでいいのです。
気持ち]を汲み取ろうとするだけで。
うまくいくこと、解決することもいっぱいありそうです。

相手の[気持ち]を完璧に理解しましょうというのではありません。
少しでも相手の[気持ち]を汲み取ってみよう、
相手の[気持ち]になってみようと思うだけで
劇的に変わることがたくさんある、と見えるのです。

身内の[不感症ロボット]さんに
何を指導したらいいかと思ったら

基本的なビジネスマナーや資料の作り方、営業スキルと
教えたいことは色々あるかと思いますが、

外せないポイントは、
相手の[気持ち]を汲み取ることの大事さを
忘れずセットに伝えることだと思います。

土台から変えていくこと。
土台が変われば、自ずと色んなこともうまく回ってくるはずです。

でも、日々[不感症ロボット]さんにに悩まされている人たちからは
「それでなくても不感症なんだから、
 相手の[気持ち]を汲み取れって言ってもわかるかどうか」
という声も聞こえてきそう!

それについてはまた次回に書こうと思いますが
ヒントは、そんな彼らの[気持ち]こそ
まずは「汲み取ってあげる」こと、にありそうです。

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【絵巻物思考】で考えてみると(見えた聴こえた)シリーズ
http://www.graphic-facilitation.jp/cp-bin /blog/index.php?cid=9 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

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