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社会の困り事に挑戦する高校生のやわらか発想が最高(≧∇≦)内閣府が推進するImPACT革新的研究開発推進プログラムの体験ワークショップ:サイエンスアゴラ2015
以前ここでもお知らせしましたサイエンスアゴラ2015での公開GFのご報告です。企画:「イノベーションを狙ってみよう!」
ImPACT(*1)の研究手法を体験するワークショップ

主催:JST国立研究開発法人科学技術振興機構
革新的研究開発推進室

(*1)ImPACTとは:内閣府 総合科学技術・イノベーション会議が推進する「革新的研究開発推進プログラム」Impulsing Paradigm Change through Disruptive Technologies Program:詳細は→こちら自前主義・シーズ発想の研究スタイルからは、もはやイノベーションは生まれない?! ImPACTは「社会や産業に変革をもたらす」という高い目標を掲げ、 失敗を恐れずに困難な研究開発課題に果敢に挑み、新たな成長分野を切り開いていく、ハイリスク・ハイインパクトな研究開発を主導していこうという取り組みです。 社会の困り事」から、「多様な」人材の知をあわせて「こんなものが本当にあったらいいな」を実現させる! そんなフューチャーバックキャスト型発想の新しい研究の進め方の模擬ワークショップに、当日参加して実践してくれたのは約30名の高校生大学生大学企業研究者技術者とまさに「多様な」みなさんでした。日本科学未来館のシンボルである地球儀の下で、飛び入り参加大歓迎という、オープンなワークショップでした。日時:11月15日(日)10:30−12:30
会場:日本科学未来館 1階アゴラステージA当日は朝から雨でしたが、開場前からすでに子どもも大人もいっぱい!年々参加者が増えているのでは?! さすが10周年です。
↓画像をクリックすると拡大して見られます。セッション1「みんなでイノベーションを狙ってみよう!」

まずは皆さんに次のテーマで語ってもらいました!

1−1「日常使っている各種製品から、困っているコトについて具体的に考えてみよう」

↓画像をクリックすると拡大して見られます。例えば→→→ ・が付いたり、れやすくて困っているもの・触れると怪我しやくて困っているもの・フレキシブル(自由度がない、折りたためない)でなくて困っているもの・くて困っているもの・らかくて困っているもの・くて困っているもの・くて困っているもの・くっつきにくくて困っているもの・れやすくて困っているもの・すべすべして困っているもの・ざらざらして困っているもの …って、どんな製品?

↓画像をクリックすると拡大して見られます。この日は朝から雨が降っていたので「」への不満困りゴトがたくさん描けてます!どれも、あるあるゥ〜(^◇^)。

グラフィックファシリテーション(GF)では、とにかくネガティブな絵って、イイのですo(^_^)o! GFではネガティブな絵とは、例えば、みんなの困った、嫌だ、腹立たしい、どうにかならいの?!といった気持ちが伴う絵のことを言います。 まず、初対面のみんなで「あるあるー!」と仲良くなれるのもポジティブな絵よりもネガティブな絵です。そして、何より、未来のわたしたち生活者が喜ぶ本当の意味でポジティブな未来の絵が、描けてくるのもスタートはネガティブな絵からです。無理難題かもしれないけれど、それだけ社会インパクトを起こせる道が見えてきます。

↓画像をクリックすると拡大して見られます。メガネ」をかけている人が多かったせいか、「メガネ」への困りゴトもたくさん描きました。わたしも本当にどうにかしてほしい! いつになったらメガネのレンズにつくホコリやあぶらがつかなくなるの〜?!

↓画像をクリックすると拡大して見られます。メガネ」がどんどんウェアラブルコンピュータ化するのも、AR(拡張現実)を実現するのもいいですが、昔から変わらない「メガネ」を拭くという作業から、そろそろ解放してほしい〜(@_@) これ実現したらすごいイノベーションだと思うのですが。じつはたっくさんたっくさんの人が「なんとかならないの〜」と思いながら、今だ放置されている些細なネガにこそ、すごい未来イノベーションのヒントが隠れてます。

↓画像をクリックすると拡大して見られます。朝のコーヒーカップが自動で温度調節してくれたら舌をヤケドしないのにぃ〜!」とか、お腹の弱い人たちのお尻の叫び?!「トイレットペーパーにイノベーションを!」なんていう名言も飛び出しました(≧∇≦)

↓画像をクリックすると拡大して見られます。1−2「困っていることを克服するには? 製品にはどんな機能、性質、特徴が必要?」もう絵筆が追いつかないほど、次から次へと困りゴトが出てきましたが、この中から一番声の多かった「」をについてみんなで「夢でもいいから、こんな機能、性質、特徴になったらいいな!」を語り合いました。

↓画像をクリックすると拡大して見られます。傘を畳んでから濡れる」というネガに対して→「勝手に撥水」というアイデアが出ました。ただ、どんな絵を描いたらいいのか迷ったので…(上のグラフィックの右上に↑)くるくるくるっと勝手に吹き飛ばす絵をとっさに描いたのですが、う〜んこれでは周りに迷惑ですねσ^_^; 熱い鍋に水滴を入れたらパッと蒸発するみたいに消えてなくなったらいいな〜。

↓画像をクリックすると拡大して見られます。傘が邪魔」「リュックが濡れる」「台風で折れる」というネガに対して→「もう傘は持たない!」→「そのための機能は?」と、みんなで案出し。「最近スターウォーズを見た」という参加者から「シールドになっていたらいいのに!」なんて声や「ドローンみたいに浮いている」なんていうアイデアが聴こえてきました。そこでドローンを描いてみたら、傘を持たずに出かけたパパの元に、家にいるママが「パパのところに飛んでって〜」とドローン傘を飛ばす絵が、自然と描けてきました(^.^)♪

ほかにも「胸ポケットに仕舞えたらいいな」「とにかく軽いけど強い材質!」実現したら絶対買います(^◇^)

↓画像をクリックすると拡大して見られます。(上のグラフィックの左上↑)「学食の傘立てからじぶんのビニール傘がなくなる」というネガに対して→「他人のビニール傘を勝手に持っていく人には指紋認証とか手を持つとビリビリと反応しちゃう」なんてのも面白いですよね〜。

濡れている傘がクサい!」というネガに対して→「濡れれば濡れるほど、いい香りになる〜♪」という案もステキでした。憂鬱な雨が楽しくなりそう!

台風で傘が折れる」というネガに対して→「風は通すが、水は弾く」という案。しかしこちらは絵にしてみると、スカートがめくれてキャ〜ッ!と言っている女の子が描けてしまいましたー^^;1−3 夢の製品をどう創る?無理難題をどのように解決するか

ここまでの話を絵巻物で一度みんなで振り返り、当日参加してくれた現役若手研究者の方たちに「実際のところどう解決できそうですか」とむちゃぶり(^∧^)!研究現場のお話を交えてアイデアを出してもらいました。

↓画像をクリックすると拡大して見られます。若手研究者から「ニオイ菌をの元を一分子ずつ剥がしていく」という話を聞いた参加者から「いっそ傘にニオイ菌を食べちゃう微生物を住まわせたら?!」という発想は面白かった!

↓画像をクリックすると拡大して見られます。今の常識ではありえないことを、「絶対無理(ー ー;)」と思うのか、「面白い(^◇^)」と捉えるかが、イノベーションを起こす・起きないの分岐点なのでしょうね。

通常の研究の、壁を壁と思ってしまいがちな思考ステップを、逆の発想から壊していくImPACT発想を体験しました。

セッション2「夢を現実に!伊藤耕三PM(プログラムマ・ネージャー)コンセプトカー」ImPACT革新的研究開発推進プログラム」の特徴の1つに、「従来の研究者」とは異なる、プロデューサー的役割を担う人材「プログラム・マネージャー(PM)」と呼ばれる方がいます。 PMは、大胆な裁量権と予算を持って、 自前主義から脱却し、 優れた技術を国内外から採り入れて、最高の研究開発力をキャスティングして、ハイリスク・ハイインパクトな研究開発を主導します。すでに12名のPMが選ばれていて(→錚々たる面々です!)その中のお一人が伊藤耕三さん(東京大学大学院 新領域創成科学研究科 教授)です。伊藤PMは、従来の限界を超える薄膜化と強靭化を備えた「しなやかなタフポリマー」を実現!(詳細はこちら→JST伊藤PMページSciencePortal未来開拓者の系譜)ポリマーとはプラスチックのこと。もともとポリマーとは、薄くすると壊れやすい。厚く堅くすると脆くなる性質だなのだそう。「しなやかなタフポリマー」は「しなやかトカゲ(←本当にこういう名前のトカゲがいるそう!)」のように、タフで、柔軟で、自己修復性(熱や光で元に戻る)が特徴とのこと。その魅力を最大限にアピールするクルマをつくろうとされています。そこで会場からは「タフポリマーだから創れる夢のクルマ」のアイデアを出してもらいました!

↓画像をクリックすると拡大して見られます。タフポリマーの特徴「しなやかトカゲ」という言葉にわたしの絵筆はかなり反応してしまいσ^_^; 木に登るトカゲのように木に登れるクルマを勝手に描いてしまいました。この後も至るところにトカゲの絵が描けてきてしまうのですが…画力がなく、まったくトカゲに見えない…のはお許しください(ー ー;)

水陸両用!」と聞いて絵にしてみたら、水面浮いているときもいいけど、全面ガラスだから潜水艦にもしても楽しそうな絵が描けてきました。気持ちは「Under the Sea〜♪」

「水陸ならばも飛んでほしい」「ぶつかっても衝突吸収」ということで、小鳥がぶつかってもへっちゃらな絵を描いておきましたー。

↓画像をクリックすると拡大して見られます。「軽いクルマ」と言っても、絵にすると…「どんな軽さ?」最初はどんな絵を描いたらいいか迷ったので勝手に「子どもでも持ち上がったらスゴい!」と描いていたのですが、その後に「家に立てかけられたらいいね」「カバンに入れて運べたらいいな」などなど具体的な絵が描けてきました。

松葉杖ついていた友人や車いすの人でも、乗り降りしやすいクルマ」と聞いて、どんな絵を描いていいのか迷ったので、勝手にトカゲのしっぽのような自己修復性を活かして、乗りたいところを切って入って座ったらまた勝手に自己修復しちゃう絵にしてみました。

ワークショップが終わっても話は尽きず、終わった後も対話が止まりませんでした(*^^*)。高校生のみなさんは帰りの新幹線の中でも傘の話や自動車の話をされていたそうです。引率されていた先生方も、この新しい対話の手法に魅了されたそう。未来の研究者の卵たちのワクワク感を、わたしも絵筆からバンバン受け取ったワークショップでした!
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