トップページ > 新着情報
2018/Nov  ←前の月へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
  次の月へ→
未来発想、未来行動を止めている、こんなに大きくて重たい「モヤモヤ」を軽視していませんかーーー絵筆が教えてくれること
☆産総研主催☆構想設計革新イニシアティブシンポジウムで描けた絵から。会場ではお伝えしましたが、絵筆に起きた不具合もご紹介。(絵筆が迷った、うまく描けない、つながらない、こんな絵が描けてしまった…etc)そんな絵筆の不具合が、「本当に大事な話」「本質的な議論」「みんなが1つになれる」ヒントになりますように。

■絵巻物にはいつも大量の「モヤモヤ」が描けてきます。
※画像をクリックすると拡大して見られます。

「心の声」の海に沈んでいる「モヤモヤ組織」がいっぱい。

今回は(下の絵は)「偉い人/分かっている人」に、「逆らえない、分からないと言えない、流されていく、黙っておこう」という会話から描けてきた絵。 「偉い人/分かっている人」の引き起こす大波に流されて、暗い海底に沈んでいく、たくさんの人たち。息苦しい、声も発せない、心の声でできた、モヤモヤ視界の悪い海です。

そしてモヤモヤこそが、一人一人の未来発想、未来行動を止めている、それがこれだけ大きくなって企業活動を遅らせている阻害要因です。私は貝になりたい…

下の絵は、警戒心や恐怖心からますます「黙ってしまう」という話から、深海に重く沈む、貝の中に閉じこもる人たちの絵が描けました。左は「やどかり」になっちゃった人絵。右は「私は貝になりたい」とつぶやく人…。意見が出ない、静かな会議の多いこと。80人も集まって描けた共通の問題。ここまで大きく描けたるモヤモヤは明らかに企業活動を遅らせている。こんな苦しそうでつまらなそうな表情をほったらかしにしているとしたら、会社として手を打つに値する大問題では…。「働き方改革」というお題で社員のためにお金が使えるようになったのに、この苦しそうに黙り込む絵が(2006年から描き続けて)一向に減らないのは、、、大した問題と思われてない?

■お互いの気持ちや考えが「見えない」ことが未来発想・未来行動を止めている阻害要因海に沈む人たちの心の声がさらにモヤモヤを深めているのかも。 「あの人どのくらい詳しいの」「どのくらい知っているの」「何をやってきた人」 「本音がわからない」というモヤモヤがいくらでも描けてきました。見えないまま連携協業を進めても、モヤモヤが邪魔して、全然前に進んでいない感じ。

■小さなことと思っていることが、実はものすごく大きな問題「目先のことしか考えない」「視野が狭くなってる」「目の前のことだけ」という話から、上の絵では目先=小さい点を描いてました。そばにアリンコまで。

しかし「目先のことってどんなことだろう?」と描き足していったら大きなモヤモヤが描けてしまいました。「目先のこと」=「小さなこと」と思っていたのに、こんな大きな問題を軽視していたなんて。日々なんとなく流してしまっているけれど、実はだれもがモヤモヤから抜け出したくて「何のために?」を探していた。このじつは大きくはびこる違和感「モヤモヤ」こそ、大きなイノベーションのヒントが描けてきます。

★だれもがそのネガを薄々感じているけれど、
(違和感、不和、不幸、不安、心配、恐怖)
手を付けていない大きな問題。

★簡単には解けないけれど、
本当はなんとかしたいと誰もが思っている問題。

★未来発想・未来行動を邪魔している取り組むべき問題。
★未来を見ているからこそ、頑張る価値のある問題。
★企業にとっては投資に値する問題。

それが「モヤモヤ」


■実はみんな共有したい。モヤモヤしてたこと
GFではこうしてモヤモヤネガネガを可視化して共有してこそ本当のポジが描けるのですが、まさに今回のシンポジウムのDBMメソッドの1つの「外在化」も、そんなモヤモヤを外に出してみんなで見ようよというツール。「外在化させてみようよ」というアプローチって、いきなり絵を使おうとか感情を共有しようということに抵抗のある組織には、すごくいいなと思います。DBM(デザインブレインマッピング)のBはブレイン=脳ですが、「頭の中」で何を考えているのかを外在化することを通して、じつはみんなの「心の中」の声まで聞こえてきちゃう。これがじつは間違いなく協業の鍵になると思います。

まあ、もっと簡単にいえば、参加者のみなさんが教えてくれたとおりなんですよね。

ビジネスライクな関係の前に、お互いを知りたいと思っている。それははっきり絵になって見えてきましたからね(^^)モヤモヤを紐解く解決のヒントは、意外に簡単なんじゃないかなと思います。

■「言葉の定義が違う」 という「言葉の定義」はなくても盛り上がっていた

協業がうまくいかない理由として「言葉の定義が違う」という声が、シンポジウム会場からたくさん聴こえてきたのですが、「言葉の定義が違う」ってどんな絵を描けばいいのやら、、、具体的なシーンが聴こえてこなくて絵筆が迷いました。「言葉の定義が違う」という 「言葉の定義」も違いそうですが、この日は十分盛り上がっていました。

言葉と文字だけの会議で、第三のコミュニケーションツールとしてグラフィックを提供しているわたしから一言。言葉と文字だけで解決できない何かあったら、そこでまた言葉でなんとかしようとしても、辛くなる絵がエンドレスに描けてきます。1回でいいのでアプローチを変えてみては。

論理的で左脳的な会話をいったん休んで、感情を語り合う、感覚でしゃべる、飲み会でまずはお互いを知る。そんな1回をはさむだけで、あの暗い海底は澄んできて、笑顔が描けて、「な〜んだ〜そうだったのか〜」「誤解だったのね〜」と手と手を取り合って水面へ浮かんでいく絵が描けてきます。プロジェクトの進みは間違いなく変わると思います。

絵筆が教えてくれること(^^)
GF会議の現場から : comments (x) : trackback (x)
絵巻物1:町の心配や不安事から気持ちを1つに〜熊本県立大学&大津町フューチャーセッション
ゆに>>>7/12
農GUCCHI(のぐっちー)>>>7/12
また新たに20人のグラフィックファシリテーター誕生(^^)/
ゆに>>>1/23
ゆに>>>12/28
maruco>>>12/28