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一人でも幸せに働ける時代だけど…このままでいいの?リモートワーク
*日本能率協会メルマガ*
#リモートワーク #ニューノーマル #これからの働き方 #本質的な問い #全体の大きな問い #何のため #アンケート設計 #アンケート分析


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グラフィックファシリテーター®のやまざきゆにこです。

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● ● ● ● ●
このコロナ禍でよく見かけるようになった
ニューノーマルな働き方」に関するアンケート。

「リモートワークが増えて仕事の生産性
上がりましたか。下がりましたか。それとも変わりませんか」

こういった「生産性」にまつわる質問の、
特に「生産性は上がった」という回答を見るたびに、
グラフィックファシリテーターとしてはモヤモヤしています。

なぜなら、そこで描けてくるのは
「家で一人でパソコン画面と向き合い、
一人で完結できる仕事をしている絵」ばかりで、
「企業に属さず一人で働いている私の絵」との
「違い」が描けてこないからです。

せっかく企業に属して働いているのに、
そんな「一人の絵」ばかりで良かったんでしたっけ?
と絵筆を持つ手は問い直さずにはいられません。 ● ● ● ● ●
コロナ以前にあれほど活発に
議論されて「絵に描いてきたこと」が
描けてこないことにもモヤモヤします。

あの議論はどこへ行っちゃったんですかー?!

変化に対応できる柔軟な組織にしたい」
「社内外とつながってオープンイノベーションを起こせる場をつくりたい」
「社内のタテワリを無くしコラボレーションのうまれるオフィスにしたい」
「他責・他人事・無関心な組織ではなく、共感・共創する組織へ…」etc.

これらの絵は「一人」ではなく、
複数人」が描けてくる絵でした。

「『おはよう』『進捗はどう?』『ちょっといいですか』『ありがとう』という会話が飛び交う活気のあるオフィス」

「フリーアドレスのオフィスで、先輩に困りごとをつぶやいたら、そこを通りかかった先輩の知人(他部署の人)を紹介されて、困りごとが一気に解決した絵」

「社外の人やカスタマーも参加する共創ワークショップに参加した社員が、驚き、視点が広がり、ひらめきが生まれる絵」

などなど。 ● ● ● ● ●
ニューノーマルな働き方とはどうあるべきか」
といった議論に立ちあうたびに、

問い直さずにはいられません。

一人でも幸せに働ける時代だけど、
そんな時代に、どうして皆さんは、
同じ会社で、その仲間と一緒に働いているんでしたっけ?」


働いている当事者のみなさんにとっては、
日々、目の前の業務を通して、嫌なこと、辛いこと色々あると思います。

でも、一人で働く私からすると、
羨ましく見えることがあまりに多く、
つい大きな声で問いかけてしまっています。 ● ● ● ● ●
アンケートを取る企業側の姿勢
「残念に」描けることが増えたことにも、モヤモヤしています。

「この会社、とりあえず
『我々は調査し研究しています』
という姿勢を見せたいだけなのね」とか、

「人事としてとりあえず満足度を聞いて
『自分たちの施策の評価を得たいだけ』
なんだろうな」とか。

そう感じることが増えたのは、
アンケート作成が容易にできるようになったせいなのか、
コロナ禍でリモートワークやニューノーマルに関する
アンケートの全体数が増えたせいなのか
分かりませんが

会議でアンケート結果についての議論を
「絵巻物」という「長い紙(←ここがポイント)」に
描いていく立場からすると、

「長い紙」の先に描き出したいのは「より良い未来」。

クライアントも、そのために話し合いをして、
そのアンケートの実施を決めたはず。

なのに実際は、議論をいくら描いても
より良い未来」が描けてこない…。

「この質問は、何のために聞いたんですかー?」

と、叫ばずにはいられません。 ● ● ● ● ●
クライアント企業さまからこの半年、必ず聞くのは

「オンライン会議になって
伝わっているのか不安に思うことが増えた」
「メンバーの本音が見えない
業務の見える化を進めているが、
 どんどん社員が疲弊している」
「実際、若い人ほど辞めている
etc.

そんな状況なのに、
アンケートで今だ金太郎飴のように

「生産性」「効率」「成果」
「心身状態」etc. を
「調査」して「測定」して
「分析」して「傾向」を出して…

それで?」ということになっていないでしょうか。

調査の現場でアンケート設計から
お手伝いをするときに

未来視点(絵巻物視点)から
 アンケートを作成し直す」ことをしています。

その時、この半年、
よく問いかける言葉が
しつこいですが、こちら。

一人でも幸せに働ける時代だけど、
 そんな時代に、どうして皆さんは、
 同じ会社で、その仲間と一緒に働いているんでしたっけ?」
● ● ● ● ●
アンケート作成者の
視座の高さ(低さ)
視野の広さ(狭さ)」は、
絵巻物(話し合いの結果)に顕著に表れます。

会議でも同じです。
話し合いを進行する人や
プロジェクト責任者の
視座の高さ(低さ)
視野の広さ(狭さ)」が

その1時間後の結論
大きく左右するといっても過言ではないです。

特に、ニューノーマルといった
正解は1つではないテーマほど、

どんな視座視野から
「問い」かけようとしているかで、
描ける絵巻物が全く違ってきます。

つまり「得られる結論」や
「提言の世界観」が全く違ってきます。

それゆえ、
グラフィックファシリテーションの現場では実際、

「絵を描く前」がもっとも大事な打合せ時間となっています。

未来につながる
 ワクワクする絵巻物
を描きたい」という視点から、

そのために、どんな「問い」で
発言を引き出したらよいかを設計します。

アンケートも
何のために」を見失わないよう
「問い」を立てながら、
具体的な質問を見直しています。

*参考記事:具体的に「未来視点からアンケートを作成し直す」とは?→こちら◆ ◆ ◆ ◆ ◆
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『グラフィックファシリテーション入門コース』
では

絵筆を動かさなくともできる
絵巻物思考」を解説しています。

絵巻物から俯瞰する
という感覚が持てるようになると、

視野を狭くしたり広くしたり、
視座を低くしたり高くしたりしながらも、

常に未来志向に場をリードできます。

頭の中で描く
という感覚が持てるようになると、

論理的思考から離れ、
人間的・本質的な視点から
問い直せるようになります。

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