実際にクライアントさまとの打ち合わせで、ワークショップをデザイン・対話設計するときに使用している「ネガポジ対話設計3枚シート」です。グラフィックファシリテーションは当日の絵巻物に描くことに注目が行きやすいですが、実は描く前に「どんな発言」を「どう引き出すか」というこの事前のウラ設計で、そのワークショップが絵空事に終わるか・終わらないかの9割が決まると言っても過言ではありません。そして、とにかく「最短で」本当に欲しい成果を描き出すためにも「ネガポジ曲線」を描ける対話の場を一緒に作り上げていただいてます。まずはとことんモヤモヤの大半を占める「ネガティブな感情の共有」から。例えば、商品開発ならユーザー自身も気づいていない不満や不便さから。組織や地域の問題に向きあうなら日頃の何気ない愚痴や言ってもしょうがないと思っている心の声を吐露してほしい。テーマや参加者の特性によって、何を引き出すか、どう問うか、すべて違ってきます。どんなモヤモヤを語ってもらうことが今回のワークショップで本当に欲しい成果につながるのか。どうしたら今回の参加者が安心安全にネガを吐き出せるのか、などなど。事務局のみなさんとこの3枚シートをタタキ台に目線を合わせています。すでに完成しているプログラムであっても、ちょっとした順番の入れ替えや問いかけを変えるだけでネガポジは可能です。





①ワークショップ 前






② ワークショップ 当日


 





③ワークショップ 後






*ダウンロードできます「ワークショップの対話設計3枚シート」→こちら

外部リンク「技術評論社gihyo.jp連載記事」へ飛びます。記入例と記入のコツも記事内で紹介しています。






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他にもあります。さまざまな「問い」:その足枷が外れたら?誤った動機ではなくワクワクする動機から周りを見回してみたら?そのネガで手に入れている強みは?そのネガをポジティブに言い換えると?etc.




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グラフィックファシリテーター®️やまざきゆにこ

関連ページ→「GF 当日の流れ&前と後
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