こんにちは。グラフィックファシリテーター®やまざきゆにこです。
メルマガvol.6配信しました。今回のタイトルは

GF.jp ★ リアルに会えたら、こんなに○○○なのに~ッ!

コンテンツ:

「出社しなくても問題無い」なんて言わないで~!
◎ イノベーションに「場の力」
◎ 
グラフィックファシリテーションの現場は、毎回リーダーが「これについてはみんながリアルに会って話し合わないとぜったいダメだ」と言い切る場です。
◎ あきらめるのか、流されるのか、踏ん張って抗うのか。

全文はこちらから↓
https://e.bme.jp/bm/p/bn/htmlpreview.php?i=yunicooorn&no=all&m=14&h=true

よかったら(^^)メルマガ登録&バックナンバーはこちら↓
https://www.graphic-facilitation.jp/sns/magazine/

イノベーションに「場の力」@堀ビルin新橋

メルマガでご紹介したグラフィックファシリテーションの現場、新規事業アイデアワークショップの場をここで追加でご紹介します。

竹中工務店さんによって瀟洒なオープンイノベーション拠点に生まれ変わった登録有形文化財「堀ビル」。新橋から霞ヶ関方向に詳しい方なら、このレンが造りの建物、見たことあるのでは?竹中工務店さんの歴史的建築物を活用する「レガシー活用事業」第2弾。イノベーションを誘発するシェアオフィスに生まれ変わりました。詳細は運営するGoodOfficeさんのサイトからご覧になれます。
https://goodoffice.work/locations/shimbashi/

ビルの中に入った途端、モダンで静かな昭和の時代にタイムスリップしたみたいになれます。このビルの所有者、堀商店の堀さんのセンスがそのまま残されているのですがそれが個性的でなんとも落ち着く空間です。

そんな堀ビルからどんなイノベーションを生み出していくのか。オープンイノベーション拠点「COT-Lab(コトラボ)新橋」として、竹中工務店さん、コクヨさん、GoodOfficeさんの3社協働プロジェクトがスタート。この素敵な歴史的建造物と、この新橋という独特の文化と地の利を生かして、どんな面白いコトを企てようか、モヤモヤネガネガから「今、働く人や企業に起きている、なんとかしたい問題」を炙り出したのが下の写真(この日はプロジェクトDAY3)。ネガからポジへ。絵空事に終わらせないために一人一人の熱いハートが描けた一日でした。

そしてDAY4の様子が下の写真。30ものアイデアをみんなで検討している様子です。一人一人のアイデアシート(A4)が模造紙に貼り切れないので、床にマスキングテープを貼ってマトリクスをつくってアイデアを分類し検討しています。写真に見える黄色い付箋とピンクの付箋は、仲間からの「一緒にやりたい」といった共感コメントと「もっとこうしたらもっとよくなるね」といったブラッシュアップコメントがそれぞれ書かれアイデアシートに貼られています。​​​​​​​​​​​​​​

この日は3社が協働して本気で取り組むアイデアを3~5に絞り込む段階でした。30ものアイデアとその熱量を検討するのにパソコン画面ではやっぱり狭い。新しい何かを生み出すための気づきや違和感や共感や無駄な会話や失敗や寄り道や回り道からのひらめきには、オンラインで議論するより何倍もリアルの方が広くて深くて速い。何より、どんな未来を創りたいのかまだ手探りな状態なだけに、お互いの温度差やモヤモヤとした居心地の悪い具合まで感じ取れるのもリアルに同じ空間に居るからこそ。

「出社しなくても何の問題も無い」とか「オンラインで充分」という言葉をよく聞きますが、「本当に、本当に、本当に、何の問題もないですか?!みんながリアルに集まることで生まれる、あの場の力、忘れてませんか?!」と叫ばずにはいられません。緊急事態宣言下でこんなことを書くと不謹慎だと言われるかもしれないけれど、ワクワクする未来を創るのに、身体感覚からモヤモヤとワクワクが入り混じるこの「場の力」、忘れたくないです。それどころか、これまで以上に大事に「場の力」をつくっていきたいです。

「床で検討中」の様子の動画はinstagramから見られます。​​​​​​​​​​​​​​ https://www.instagram.com/yunico_graphicfacilitator/