こんにちは。
グラフィックファシリテーター(R)やまざきゆにこです。
ご報告が大変遅くなりました!解説つきの絵巻物はこちら(前編 後編)で紹介しましたので、このページでは解説は一切抜き!大阪・関西万博GBEF2025で描いた「絵巻物」だけを紹介します。「絵巻物の世界」を自由に楽しく読み取ってみてください。
2025年8月10日(日)10:00-15:00
大阪・関西万博「世界遊び・学びサミット」WASSEにて開催!
「Green Blue Education Forum2025」

●絵巻物29枚あります↓まずは「スライドショー」でお楽しみください(^^)
※実物は横約20mの巨大な絵巻物です。
●以下、一枚一枚ご紹介します↓クリックすると拡大できます。
(写真ご希望の方は右クリックして保存してださい)
「これいいな~」とか「これ刺さる!」と、とにかく心が動くところだけ拾ってみてね。
●オープニング●
みんなの地球をカラフルに。「Green Blue Education Forum 2025」
未来の大人が今の大人に伝える機会! 地球の未来は変えられる!動画は→こちらから


●テーマ●「私たちが大好きな地球にできることってなんだろう?」
ぜひみなさんもこのテーマ(問い)を抱えながら絵巻物を見てみてください!

●第1章● ①My Action!体験レポート
過去のコンクール受賞者と企業のコラボレーションによる体験発表のコーナーからスタート。【登壇動画はこちらから】



●第1章● ②GBEFコンクール
続いて会場では、惜しくも入賞には届かなかったけれど、ひときわ異彩を放っていた3チームが優秀賞として選ばれ、各チームの応募(エントリー)動画(3分)が紹介されました。

↑優秀賞①「豊かな食料がつくれる未来の環境へ」北海道真狩(まっかり)高等学校有機分会【エントリー動画はこちら】
↓優秀賞②「小川の未来を考える 」群馬県立藤岡北高等学校 環境工学部 環境土木科【エントリー動画はこちら】

↑優秀賞3「イシクラゲで挑む地球温暖化解決と宇宙開発」神奈川県大学付属中・高等学校 理学部 イシクラゲ班【エントリー動画はこちら】
●第1章● ②GBEFコンクール 入賞6チーム 登壇&プレゼン
さて、いよいよ、国内114の応募から最終選考を通過した入賞6チームの登壇&プレゼンです。
25歳以下の学生・生徒・児童(大学院生含む)、「守り残したい環境、創りたい未来」をテーマに、自身の様々な体験を通じて得た気づき、考え、行動したことを発表しました。
★雲孫賞★
宮津天橋高校フィールド探究部。 京都府立宮津(みやづ)天橋(てんきょう)高校2年の皆さん。タイトルは「緑と青と私たち。~みんなの力で残そう、私たちのふるさと~」【当日の登壇動画はこちら】
プレゼンター:株式会社雲孫 石川 善樹さま ↓


↑上の絵になんとか描けた活動の一部を紹介すると、緑を守る活動としては、地元の里山・上世屋で雪遊びをしたり、希少種ミツバシバの保護、木林に遊歩道をつくる、などなど。緑を伝える活動としては、ブナ林で小学生に森林学習。京都最大のブナの大きさを測って成長を実感できる体験、などなど。緑に触れることで命を感じてもらう活動を行っているそう。
★大和リース賞★
作庭チームSAKUR☆。 愛知県立猿投(さなげ)農林高等学校 環境デザイン科2年の皆さん。タイトルは「造園の力で持続可能なまちづくり~将来世代の地方創生~」【当日の登壇動画はこちら】
プレゼンター:大和リース株式会社 北 哲弥さま ↓


★公縁クロス機構賞★
海の森プロジェクト。和歌山県白浜町立日置(ひき)中学校の生徒の皆さんです。タイトルは「地球を守ろう!未来を守ろう!海の森プロジェクト」【当日の登壇動画はこちら】
プレゼンター:一般社団法人公縁クロス機構 森田俊作さま ↓

フリーマガジン『ひきよせ』→instagram

★加山興業賞★
土壌研究研修班。 愛知県立安城農林高等学校2年の皆さん。タイトルは「廃棄物から価値を トマト副産物を活用した持続可能な養殖と農業」【当日の登壇動画はこちら】
プレゼンター:加山興業株式会社様 加山順一郎さま ↓


★石坂産業賞★
埼玉県筑波大学付属坂戸高等学校3年・中川星空さん。タイトルは「生ごみから水素を生み出す」。【当日の登壇動画はこちら】
プレゼンター:石坂産業株式会社 石坂典子さま ↓


★環境大臣賞★
TOMBO MIMICRY。富山県入善町立入善西中学校2年の笹島 浩平さん。
タイトルは「トンボの羽から未来へ」【当日の登壇動画はこちら】
プレゼンター:環境省 黒部一隆さま


●第2章●未来Interview&ディスカッション
Part1「世界各国での取り組みを知る」①活動紹介「WHAT WE DO」
「世界各地で、様々な領域で、挑戦!」をテーマに、海を越えて集まった錚々たる面々の対話から、ぜひ未来アクションのヒントを見つけてみてください。【当日のディスカッション動画は→こちらから】
↓モデレーターは、総合地球環境学研究所 副所長 浅利美鈴さん、次世代ユネスコ国内委員会 佐藤世壱さん。パネリスト5名のみなさんはそれぞれ「一枚の写真」と共に活動を紹介してくださいました。

↑一般社団法人Ecological Memes (エコロジカルミーム)代表 リジェネラティブ・リーダーシップ 小林泰紘さん
↓デンマークの中でも自然がいっぱいロラン島から ニールセン北村朋子さん DANSK主宰 デンマークと日本をつなぐ文化翻訳家/Cultural Translator

↑↓ネパールから、Idea Studio Nepal 会長 兼 最高経営責任者 Dr. Tshering Lama チェリン・ラマさん

●第2章● 未来Interview&ディスカッション ↑
Part1「世界各国での取り組みを知る」②原体験「WHY I DO IT」を聞く
続いて次世代を担う若いお二人に「なぜその活動を始めたのか」その情熱を突き動かす「原体験」について深くお聞きします。
↑ネパールから、法律を学ぶ学生であり次世代の活動家・起業家として PARAMENDOの共同代表を勤める RahulBisunke ラフル・ビスンケエさん。(2024年度のGBEFにも登壇)
↓宜野座村立宜野座中学校 We are SDGs kids 田中獅礼(れお)さん (GBEF2024 京都府知事賞 受賞)

●第2章 未来Interview&ディスカッション
Part2 「未来アクション創出会議」ユースと大人で本気の作戦会議
昨年のGBEFで輝いた3組のユースの皆さんが、活動の中で直面しているリアルな課題と大人たちに本気でぶつけたい“問い”を提示。それを受けて、落合さん、森田さんが、一切の忖度なしで、その場で本気で応えていただきました。
パネリスト
落合 陽一さん 筑波大学 図書館情報メディア系 准教授 ピクシーダストテクノロジー株式会社 代表取締役
森田 俊作さん 一般社団法人 公縁クロス機構 理事長 大和リース株式会社 代表取締役会長
↓愛知県立安城農林高等学校 園芸課 土壌研究研修班 (GBEF2024 環境大臣賞 受賞) *安城農林高等学校の登壇動画は→こちらから

↓京都府立桂高等学校 菌類研究班 (GBEF2024 石坂産業賞)
*桂高等学校の登壇動画は→こちらから

*落合さん・森田さんのアドバイス動画は→こちらから
↓ Lake Biwa protectors (GBEF2024 大和リース賞)
*Lake Biwa protectorsの登壇動画は→こちらから
へちまたわしと手作り石鹸を通じて、琵琶湖の環境を守る活動をしている姉弟。この日、会場に居たみんなを「へちまたわし」の虜にした熱い対話でした~!
洗剤などによる家庭排水や市販のスポンジの破片(マイクロプラスチック)が琵琶湖に流れ出ていることを食い止めたい。そんな思いから琵琶湖を愛してやまない姉弟が考えた解決策が、へちまたわしと自家製石鹸。しかし滋賀県民全員が使うのに必要なへちまの数は約120万本!2人での生産・販売はムリ!たくさんの方の力が必要!そこで「へちまっこコンテスト」やマルシェ出店、パンフレット作製、会議への参加など本当に精力的に活動している二人。
↓そんな二人の相談は「なかなか自分事になっていない人たちをどう巻き込めばいい?」これまた多くの企業が抱える悩みとまったく同じですね。さて、あなたならどんなアドバイスをしますか?

白熱したやりとりの動画は→こちらから
●「絵巻物」ふりかえり●
グラフィックファシリテーター(R)やまざきゆにこ
ここまでの発表の振り返りを駆け足でさせていただきました。
●第3章● 大好きな地球にわたしたちができること
さいごのプログラムは会場のオーディエンスが主役になる参加型のワークショップでした。*ここからの動画は→こちらから
司会:ミス日本 高坂美優さん
早稲田大学 環境サークル 環境ロドリゲス 土田拓己さん
↓①グループ対話 『あなたの好きな自然の音は?』

↑↓ ②グループ対話 『大好きな〇〇な地球』

↓ ③グループ対話 「未来宣言」
「あなたが、その大好きな地球のために“明日からできる、はじめの一歩”は何でしょう? そして、その一歩を続けることで、誰を笑顔にしたいですか?」

●表彰● GBEFコンクール・オーディエンス賞
海の森プロジェクト。和歌山県白浜町立日置中学校の皆さんです。タイトルは「地球を守ろう!未来を守ろう!海の森プロジェクト」。おめでとうございます!
●フィナーレ●「未来宣言」会場を代表して3名の方が未来宣言をしました。
↓未来宣言① 日置中学校のみなさん。動画は→こちらから

↑ 未来宣言② 石坂産業株式会社 代表取締役 石坂典子さん 動画は→こちらから
↓ 未来宣言③ 環境省 黒部一隆さん 動画は→こちらから

以上、絵巻物29枚でした。
*当日の登壇動画は→こちらから *当日のプログラムは→こちらから
*開催概要→こちらから *募集要項は→こちらから
*ゆにこの絵巻物の解説動画は→こちらから
*前編の絵巻物とゆに解説は⇒こちらから
*当日の会場の様子は→こちらから
【こんな場でした】
国内114の応募から最終選考を通過した入賞6チームの、25歳以下の学生・生徒・児童(大学院生含む)、「守り残したい環境、創りたい未来」をテーマに、自身の様々な体験を通じて得た気づき、考え、行動したことを発表しました。後半は、大人をまじえて本気のディスカッション!
【大人のみなさまへ】
普段、企業で「ビジョンを描く」お仕事をしていると「ハラオチしない」とか「浸透しない」とか、そんな話になりがちですが、いやいや、子供たちの取り組みをぜひご覧ください。本当に「未来を創る」とは、こうした熱い想い(ハート)の描ける活動から始まることを、改めて思い知らされました。まさにフォーラムの趣旨でもある「未来の大人から今の大人が学ぶ機会」となりました。
【登壇者のみなさまへ】絵巻物は自由に使ってくださいね。












