こんにちは。
グラフィックファシリテーター(R)やまざきゆにこです。

2025年3月に開催した「ネガポジ対話®ワークショップ」の体験会。満員御礼♪ 今回も上の写真「モヤモヤの共有」を体験した直後のみなさんの清々しい表情をパチリ撮らせて頂きました。(SNS掲載の許可をいただきました。みなさま、ありがとうございます)

「ネガポジ対話®」(別名モヤワク♪)ワークショップ体験会」参加募集の詳細は→こちら

当日はオンラインホワイトボードmiroを使って、ワールドカフェ・ダイアログで「ネガポジ対話®」を体験していただきました。↓2025年3月14日(金)19:30~21:30開催。

グラフィックファシリテーションでは過去500超の実績のうち、400以上はこの「ワールドカフェ」という対話の手法をクライアントさまに導入してただいてます♪

とにかく「ネガを吐き出し切る」には何が何でも「ワールドカフェ」推しなんですが、ワールドカフェって何? という方は、ネットで検索してみてくださいね。やり方を解説しているサイトはたくさん出てきます。でもネガ出しのためだけに使っているのは、この「ネガポジ対話®」のみ。

参加者のみなさんも最初は「ネガを吐き出すって?」「モヤモヤを共有するって?」と思われていましたが、たった30分の体験で、あっという間にこんな素敵な表情と、そしてたくさんの素敵な言葉を語ってくれました。

以下、参加者のみなさんの気づきを一部をご紹介します。

お一人お一人の言葉に、また学びがいっぱいで、たくさんの気づきのシェアや質問をいただき、前回もそうでしたが、今回も一字一句聞き逃せない時間でした。本当にありがとうございました。

モヤモヤネガネガを吐き出す楽しさや「感情の共有」が今どれだけ求めれているかを感じ取っていただけたら嬉しいです。

「今日集まっている方というのは初対面の方でぜんぜん会社も仕事内容も違うのに、みなさんのモヤモヤを見ていると「すごい分かる~!」とか「共感する~!」ということがとても多くて、みなさん同じようなことを感じているんだなと非常に感じました」

「役職が上の方の言動にモヤるみたいなことを会話していく中で、飲み込んでいる自分自身にいちばんモヤっているんだなと気づきました。相手にモヤりながら自分が自分にモヤってるんだなと」

「色んな気づきいただきました。モヤモヤの最上級は泣くかもしれないと思いました。同じ会社でも私がいた昭和の時代ではよく泣いていましたが、今は、泣いちゃいけない、我慢しなくちゃいけないという風土に変わっている。感情に触れてナミダが出てくることが減っている。時代がそうさせているのか分からないけど、感情を出しづらい世の中になったのかなという話をみなさんとできました」

「みんな(他の人のモヤモヤを見て)自分のモヤモヤじゃないのに、自分ことのように盛り上がってるという、ものすごい体験でした」

「ぼくは普段、経営者の方のご相談や悩みを聞いてるんですけど、こうやってメンバーの声を聞けばいいんだろうなと」

「普段、自分の中でモヤモヤしたりイライラしたりする感情を、封印して日々過ごしてるのかなって思っていて、たまにチャットで誰かに愚痴ることはあるんですけど、こうやってポストイットに誰に対してどういうふうに自分の気持ちはどうだったのか順序立てて書いて、これをさらに人に説明していくのをどんどん何度も繰り返していくと、すっきりしていくんだろうなと(前半だけの体験でも)実感できました」

「会社で仕事していると、愚痴や陰口のようなネガを言い合うのはダメだみたいな感情があったり、「この人あわないな」とか「嫌いだな」と思っている自分に「いや、子供じゃないんだから、そんな感情はダメだ」とどこか勝手に自分にキャップをしてしまって「大人らしくふるまわないと」「空気を壊さないようにしないといけない」と考えちゃって仕事をしている結果、こういうモヤモヤって実はあるんだなっていうのが今回すごく分かりました」

「こういう(ネガを言っていいという)場があると、「ネガを言っていいんだ」と思えて、言ってみると「みんなもそう思ってたんだ」と、すごい安心感につながっていく体験ができました。ポジに転換していけばネガも悪いことじゃないネガこそがスタート地点なんだよというのを今日学べたので本当にありがたかったです。ありがとうございます」

私たちって大人だし、モヤモヤを封印をして、自分なりに解決策を見出して、なんとかうまく対処しているんだけど、今日はネガしか話してはいけないと言われて、それ(問題や課題)をこうしますと(解決策を)言わなくていいのって意外と楽しい!これが同僚と愚痴を言い合うようなネガを出し合えたらきっともっとめっちゃ楽しい!と思いました」

「まったくハラオチしていない仕事を目標を立てたからやらなかいけないっていうやらされ感みたいなのを持ちながらやっているところがあって、そういうところにも、まずネガを吐き出してから、上司ともっと腹を割って話をしてハラオチしてから目標を立てたほうが、より自分事の仕事だという意識をもって前向きにできるようになるのかなと思いました」

「キャリアカウンセラーなので感情を聞くというのを1対1のスキルではやるんですけど、言葉って消えちゃうじゃないですか。それがこうやって形になるとインパクトがあるな、残るっていいなというが体験できて、すごくよかったです」

「今日参加されている方は、まったく仕事は違うのに(モヤモヤしていることは)すごく似ていることがいっぱいあるなと気づいた。個人的なモヤモヤみたいなちょっとした話をすると距離が縮まるんだけど、そういう機会がすごく減ってるということを、僕だけじゃなくて、みんなそういう気持ちでいるんだとういことが分かった。ゆにさんが「感情の共有」とおっしゃってましたが、そういう部分がすごくできてないということが分かりました。とてもありがたい経験になりました」

「コロナを経て対面とオンラインのハイブリッドになって、人柄に触れる機会が減ってしまった。人柄に触れる対話の時間やチャンスもないから、何年たってもその距離感が縮まらないという話になった。私もそれをすごく感じていたので、それを今日、バックグラウンドが全然違う方々とお話したのに、似たようなことが起きているんだというのがすごく印象的でした。」

「ワールドカフェを3ラウンドやることで、1ラウンド目はこういうことあったんだね、ということを確認する時間だったんですけど、2ラウンド目で、これってもしかすると抽象化するとこういう共通点があるよねとか、こういうことなんじゃない?って抽象的な解釈になり、3ラウンド目でさらに昔はこうだったよねとか、こういうキッカケがあるとこうなるんだよねと対話がどんどん深まっていく感覚をすごい実感しました。具体の事象よりも、その背景に何が隠れているんだろうとか、どういう心理でこうなるんだろうとか、深まっていったのがすごいよかったなと思いました」

「インターシップの大学生も横で二人聞いていて今日はとてもビックリしたと思う。私も含めて、ネガティブなことを言っちゃいけない、自分の中でモヤモヤしていてはいけないと思ってたけど、でもそこから抜け出せるという考え方があるんだと、今日はゆにこさんのお話を10年ぶりに聞きましたけど、インターナショナルにゆにこさんを広めていきたい」

「グラレコってみんなの言ってるのをきれいに早くまとめるという固定観念があったんですけど、ゆにさんからの問いで気づかされたり、リフレクションで結局じぶんにふと帰る感じとか、メタで観させてもらう感覚とか。我々は言葉で生活をしすぎ。「メタ認知」とか言葉ではごちゃごちゃ言うんだけど、メタとかリフレクションするときって、もっと視覚的な感覚野を使ってやらないと。書くとか貼るといった身体を伴うのも大事。もっと全身を使って人間って感じ取ってハラオチしていくというプロセスが、どこかで簡略化してしまったり、コロナで会えないという中で、なんだかすごく自分をちょんぎっちゃってるんだと言う感覚を今回すごく気づかされた。オンラインでここまでできるので、これもしリアルでやったらもっとすごい感じ取り方ができる。すごく学ばさせていただきました。ほんとみなさんのおかげです」

「どんな会社も人的資本経営って言われていて、エンゲージメントだとかモチベーションとか、本当にいろいろ取り組んでいると思うですけど、むしろこういうネガティブなモヤモヤのほうが人的資本の元手になるというか、成長していく元手になるんじゃないかなというくらい、大事なことかもしれないなと思いました。人間が世の中に貢献していける元手になるような大事な部分とはむしろ、こういうネガティブなモヤモヤみたいなところを解きほぐしていくというところにあるんじゃないかなということを学ぶことができました。今日は本当にみなさんどうもありがとうございました」

「ネガを出すっていうことの効用を感覚的には分かっていたけど、理解をしたというのが今日得られたことの1つ。あ、だから必要だったんだ!と大きな衝撃というか気づきがありました」

「左脳的な人に理解してもらうのに、サーベイ結果など上澄みだけの対処だとうまくいってませんよね、非効率ですよね、背景に迫りましょう、生の声を聴きましょう、数字では見えないものを触りにいこうよということを、ゆにさんはおっしゃったと思うんですけど、それがすごく刺さりました」

「ネガを言うことに、どこかでセーブしている自分がいて。小さいころから、泣いちゃダメヨみたいなこと言われていたせいかな。そんなセーブしているようなところをあえて、言っちゃいけないようなネガを書き出して、自分の気持ちにウソをつかないで出してみて、こうやって一回沈み込むと、一番大事な自分の感情のところに触れられた感覚。すごくよい体験と勉強になりました。ありがとうございました」

「私も感情を抑えるよう育てられてきた。子供の頃は、泣くな、怒るな、わめくな、我慢しろと親に言われて育ってきたと思っているので、いつの間にか「感情の起伏がある=悪」と知らず知らずのうちに思っていたなと。でもやっぱり感情が動く瞬間って じぶんの大事にしていることだから引っかかるんだと今日改めて思いました。短い時間だったけど、感情の蓋を外すとか、それを発散させていくという、一通りの体験ができたとすごく思っていて、非常に楽しい時間を過ごせました」

徹底的にネガを出し切る。その後で見つけたことって、本当に何が何でも解決したい課題感を持ったことなんだっていうのは、その通りだなとビジネスをつくる面で確かに通じること」

「自分に対して、中間管理職みたいなポジションで、いろんな周りと整合性をもってつなげられない自分に一番モヤモヤしているんだろうなと気づけた。感情に蓋したまま進んでモヤモヤが増強されちゃってたなと。でもそんな負の先にあるというところから組織を変えていくって、自分としてはものすごいやりがいを感じられる領域だなと、この2時間ではや見えてきた。自分とか周りのところからトライしてみると面白そうだな、進んでいきたいと思います。ありがとうございます」

「このWSには、ゆにこさんがお話されてたハラオチに答えを見つけたいなと思って参加させていただきました。ファシリテートする立場になって、なかなか盛り上がらないなという悩みがあって。総論賛成、各論反対みたいな、頭や理屈でやらなきゃいけないことは分かっているんだけど、実際フタを開けてみたら、全然動かない、何もしないとか、あるあるだと思うんですけど、でもそれも本当にハラオチするとスイスイ出てくるはずで、そのために「感情の共有」というのは有効な手法なんじゃないかなと感じました」

「経営層も若手と本当は分かりあいたいんだけど、それが出来ない。でも、議論していくときっとナミダが描けてくるんじゃないかと思うんですよね。私も上の人には壁を感じるんですけど、一方で、じぶんが信頼している仲間には安心してネガとかも恐れず出せているなと気づきました。ぜひもっと時間かけてネガポジ対話®やってみたいなと思いました」

ネガのエネルギーってすごいんだなということに尽きる。ポジティブにあれについて考えましょうみたいな機会はすごくあるんだけど、ネガから始まるエネルギーのほうが大きいし、なんとかしたいからモヤモヤするんだってとこですよね。ネガのほうが倍以上にプラスの方向へ動く可能性を秘めているんだということにすごく気づけたことがよかったです」

以上

「ネガポジ対話®」の最初のさわりだけの体験会になりますが、私が期待する以上の気づきをたくさん受け取ってくださり、またそれを素敵な言葉で言語化してくださり、ほんとーーーーーに感謝です!言葉ひとつひとつに重みがありすぎて、つい30分延長(^^)みなさんを長時間引き留めてしまいました。

ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。この後、具体的に自社やクライアントさまの所でやるときには、どうしたらよかったんだっけ?となったときにはいつでもご質問をお受けしますので遠慮なくご連絡ください。体験会のときに頂いた質問「どうやって巻き込むの?」「炎上しそう!」「左脳的な人にはどう説明したらいい?」なんてお話も、より各社・各プロジェクトの事情をより具体的に伺えると「話したい!」「楽しそう」「ぜったい盛り上がる」という座組みが見えてきますので♪お楽しみに。

次回開催は未定ですが、ご興味のある方は直接ご連絡ください。毎回、希望者が出たところから開催が決まっているので(^^ゞメールお待ちしております。→こちらのメアドから